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2010年 12月 25日
帰りたくない。 前日の夜、雨が降りました。 マサイマラの夜が寒い分、雨も冷たい。 更に翌日の朝は、いつも以上に冷え込んで それはもう辛い起きぬけとなりました。 朝のサファリドライブに出発。 こちらも朝日が昇る頃に出発するので、 辺りはもっとずっと暗いです。 その中を、草食獣が大移動。 この群れが切れ目なく続きます。 ヌーの反対側から朝日が登場。 途端に暖かい。 同じころに気球も登場。 先日私も乗った気球。地上から見るとこんな風に見えるのね。 気球を見送って、ふと前方右下を見ると 居た! 寝てない雄ライオンを最終日にして初めて見た! が、ガイド・ヘンリー曰く「あれ、満腹だね( ゚Д゚)」とのこと。 「朝食」前だったらあんなに悠長に構えてないそうで、 もっとガルガルゥ~となってるか 狩りの真っ最中のどっちかなんだそうです。 だったら、と探してみると 直ぐ近くに雌&子供のライオングループを発見。 ママにすり寄って甘えて、お腹見せてゴロ寝して 傍目にはほほえましい光景ですが、 ちょいちょい間から覗くその赤い塊は 間違いなく肋骨、リブですよね? で、探してみたらあった。 ※閲覧注意:見たい人だけクリックして拡大してください。 「朝食」になったヌーが。 なんでも子供じゃないけど若い個体だそうです。(大きさから推測) 別場所ではまた別の雌ライオングループが ヌーを狩ろうとしている場面を固唾をのんで見守ったり、(この時は失敗してた) 沼地を餌を求めて彷徨ってる孤高の雌ライオンを見たりと この朝はライオンづくしのドライブでした。 ちなみに先ほどの雄ライオン、その後やっぱり寝ました。 気球とともに一枚。 この日が他と違ったのはライオンだけではなく、道の状態も。 前日の夜に雨が降ったわけですから、 土の道も草原も、そりゃあズブズブのぬかるみ放題ですごい事になってます。 ぬかるみにタイヤを取られながら、 またぬかるみが深すぎて道ではない所を迂回しながら走ったらいするものだから、 車は揺れるどころでは収まらず、ドンドンとバウンドしながら走行するのです。 乗り心地など、語るまでも無くお分かりいただけるはず。 あんた達も飛べればいいのにね、と言われているような気になります。 そんな満足するもヘトヘト(おもに車中で物に掴っていた事による体力消耗)な ドライブの終了とともに、この地を後にせねばなりません。 初日に降り立った同じ空港、キチュワテンボにまた来たよ。 セスナ到着まで時間があったので、 ガイド・ヘンリーに自分が泊ったホテルがどの辺りなのか説明してもらってる、の図。 ちなみに、ヘンリーのおでこ辺りにある山の突起の下あたりが ホテルがあった土地のようです。 「ホテルそのものは、ここからは見えないよ。( ゚Д゚)」と言っています。 そうこうしている内にセスナが到着。 路線バスより小さい機体のセスナで、 初日ここへ来た時のセスナより2回りは小さい機です。 なのでCAさん居らず。 代わりに副機長は美人な女性。 「次に一つ空港に立ち寄るけど、そこは降りないでね。 二つ目が終点のナイロビよ。(´∀`)」 と説明を受け、離陸。 マサイマラ、私の人生で再び来ることはあるかなー。 どうだろう。 来れたらいいなあ。 そんな思いを馳せつつ、帰路につきました。 ナイロビ到着。 同じアフリカだし、むしろ凄く暑くてこちらの方が異国情緒は強いけど 「都市」だと思うと途端に現実に引き戻されたような印象でした。 軽く昼食を食べた後、今度は国際線の空港へ。 初めて乗るケニア航空。 どんな飛行機だろうとワクワクしてた搭乗前とは打って変って、 降りる頃にはもう勘弁願いたいと思ったほど「不・快適」な乗り心地でした。 アフリカ大陸飛行するのに、 まともに冷房効かないってどういうことだよ! 唯一の救いは、隣の席になったスーダン人のおじさんと飴を交換し 日蘇友好を結べたことか。 ともかく、帰路も長かったよ・・・。
by saijiki
| 2010-12-25 15:23
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