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2007年 02月 10日
ここ最近、「大人の」と冠した記事が続いていますが 今回は見学ではなく調理実習です。 もちろん見学のイベントとは全く別物、別メンバーでの初体験イベントです。 調理実習で作るのは、日本古来の大豆調味料「味噌」です。 今回で2回目だという味噌作り講習会。 地域の公民館のようなところの家庭科室を借りみんなで味噌を作ります。 こういう機会でもなければ自分で味噌なんて作らないだろうなと思い、 私も参加させてもらいました。 今回の会場は駒込。 山手線の大塚から鶯谷の間は、いまだかつて降りた事がない無縁の地。 まさか味噌づくりで駒込にお世話になるとは思ってもみませんでした。 参加者は講師役の方の男性のほかに、 ご夫婦が一組、中学生と高校生の姉妹とそのお母様、 ひとりで参加の私を含む女性2名の計8名。 味噌の作り方の大まかな説明を受けた後、 早速エプロンをし、布巾をかぶり、手を良く洗って作業開始。 まず最初に糀(こうじ)を両手をすり合わせ一粒ずつにばらしながら 塩とも混ぜ合わせるという作業をします。 これが出来上がりの状態。 これと同時に行ったのが、一晩水に浸した大豆を圧力鍋で煮るという作業。 持ち寄った計4台の圧力鍋をフル稼働させて、どんどん豆を煮ていきます。15分ほどの煮ると指先でつぶせるほどの柔らかさとなりできあがり。それを今度は袋に移して、地道に麺棒ですりつぶしていきます。 ん?これは米ですね。→ 空いているコンロでは別の鍋が火にかかり、その熱と人の熱気で部屋の中はかなりの温かさです。 「すりつぶす」と書くと簡単な作業のようですが、これがものすごく重労働なのです。8人全員で交代交代で豆を潰していくのですが、やってもやっても終わらない・・・。おかげで両腕、両肩、腰がパンパンで重度の筋肉痛です。 9時半から作業を始め、4台の圧力鍋を8回転ほどさせて豆を煮終え、それと同じ時間をかけて全員ですり潰し終わったのが午後1時半。 ふ~、疲れた~~! もうお腹が空いて気が遠くなりそうなところへ、昼食の時間が到来。 先ほどのお米、鍋炊きをしていました。 その他に去年この会で作ったお味噌を使った豆腐、わかめ、ねぎの具沢山お味噌汁と、 牛蒡の煮物、それにその去年の味噌をみりんとお砂糖で解いたコチラ。 お米も味噌もとにかく美味しかった~♪ 食後、眠気に襲われつつも作業続行です。 目指すは去年の味噌のこの旨さ。 根気良く潰した豆を、今度は先ほどの糀と混ぜ合わせていきます。 これも見た目よりも結構な力仕事でした。 均一に混ざったところでソフトボール大の玉状に丸めていきます。 これは容器に詰めていく際、上から押したときに均等に広がるようにするためです。 全部丸めたところ。これは1袋分。全部で4袋あります。 立派に味噌っぽくなってきました。 最後に容器に詰めていく作業。そのお手本です。 空気が入らないように隙間無くギュッギュッと押し込んで、 最後にカビを防ぐ目的で隅々まで塩を振る「塩蓋」をして完成。 これが私の味噌。 塩蓋もして密封して完成♪♪♪ど~んと3.5kgあります。 苦労(?)して作ったカワイイ私の味噌ですが、 この後熟成させねばなりませんので食べられるのは1年後。 ちょうど来年のお正月頃に食べられると思いますので、 それまでどうかカビも生えず無事に美味しく仕上がりますように! 片付けをした後はおやつの時間。 お昼の残りのご飯、味噌、ねぎを使って、 焼き味噌おにぎり! 不恰好ですが、美味しそうでしょ?美味しかったのよ~! お茶とともに頂いてから解散。とってもいい経験でした。 * * * お世話になった講師さん、メンバーさんに挨拶をして急いで帰宅。 実はこの後もう一つ参加するイベントがあるのです。 まさかこんなに体力使うとは思っても見ませんでしたので申し込んだのですが、 実は結構へとへと。でも頑張って向かいました。 次の記事へ続きます。
by saijiki
| 2007-02-10 23:52
| とある集まりの話
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