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2005年 09月 26日
昨日いただいた栗を渋皮煮にしてみました。
これは私の母が得意とするもので、 いい栗が手に入ると「あ~面倒くさい」といいながらも 仕事の手を休めて夜中に台所に立ち丁寧に鬼皮を包丁で剥いて、 何回も水を取り替えてはコトコトと煮ていました。 最近その渋皮煮を食べていなかったので これはいい機会だとばかりに私も作ってみたわけです。 鬼皮が非常に剥き辛いので 他の人はどんな工夫をしてるのかとまずはネットで下調べ。 一晩水に漬ける、熱湯でちょっと煮るなどなどいろんなやり方がありましたが、 母の友人(料理教室の先生)が教えてくれた 「熱湯に10分弱浸し、熱いうちに皮を剥く」というやり方で実践。 う~ん、こんなもんかな・・・? 何もしないよりは確かに剥きやすいけど それほどやりやすくもなく・・・。 親指をちょっと切ってしまいましたが何とか全ての鬼皮を剥く作業が終了。 次に重曹をいれた水で煮る。 見る見るうちに水が茶色くなるわ、灰汁だらけになるわ。 沸騰して10分ほど煮込み1回目の水替え。 これを5回ほど繰り返し、水を替えるたびに渋皮の筋をとります。 水に着く色が薄ワイン色くらいになって栗が渋くなくなったら砂糖を投入。 栗の重量の半分から4割くらいの砂糖が目安だとか。 その砂糖の3分の1をまず加えて1時間~2時間ほどコトコト煮込み、 火を止めて人肌位の温度になるまで放置。 人肌になったらまた砂糖の3分の1を加え、同じ作業を繰り返す。 これを全部で3回繰り返して完成。 ふ~。 疲れた。 午後3時から栗の皮を剥く作業をはじめて、 間に夕飯も作りながら、全部完成したのが夜中12時。 できた栗とシロップを瓶に小分けして冷蔵庫で保存。 お風呂上りに1個味見をしましたがかなり美味しくできました。 否、 すっごく美味しい。 我が家の作り方は最後の風味付けに お醤油をタラッとまわしいれるので「和菓子」の雰囲気に仕上がります。 ベランダでお月様を見上げながら頬張る渋皮煮。 あ~、秋だなぁ。 ・・・思い出した。 こんなにのんびり栗を食べてる場合じゃない! 明日から北海道旅行なんですが、 荷造りまったくできてないよ!! 大丈夫なのか、私?
by saijiki
| 2005-09-26 23:59
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