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2006年 01月 25日
見たくてたまらなかった「ホテル・ルワンダ」。 今日やっと見に行きました。 署名活動が実った時から、 チケットを買ったときから、 直ぐにでも見たいと思っていたのですが なかなか予定があわず気付けば1月も下旬に。 この映画、 虐殺やそれから派生する民兵と反乱軍との内乱を扱っているものではありますが いわゆる戦争映画のような残酷なシーンや血なまぐさいものは殆ど出てきません。 更にはハリウッド映画にお決まりの「ヒーロー」も居ません。 居るのは惨劇を眼前に「無力感」にさいなまれる ホテル支配人、UN大佐、ジャーナリストを始めとする「個人」です。 アフリカは君が信じてきた西側に忘れられる。 理由は「ブラック」だからだ。アフリカ人は「ニガー」ですらない。 西側の対応策に絶望したUN大佐(ニック・ノルティー)が 半ば自虐的にそして率直にフツ族のポール(ドン・チードル)にそれを伝えた言葉です。 物語の中でもっとも端的にこの悲劇の拡大の原因を表現していた言葉でしょう。 そして、無数に転がる死体のシーンよりも私が衝撃的に感じたシーン。 この雨に濡れ絶望の表情を浮かべた人たちの目の前には、 西側が手を差し伸べ 軍隊の護衛の下今まさにこの悲劇の国から脱出しようとしている 「白人」の乗ったバスがあります。 雨に濡れることのない安全なバスの中から 哀れみの表情を浮かべながらもカメラで写真をとっている人々。 戦争映画でここまで身につまされる思いをしたのは初めてかもしれません。 皮肉なことにアメリカやヨーロッパの国々が介入しないと 世界的には注目されない戦争や虐殺行為。 イラク戦争当時、「お茶の間で戦争が中継される時代になった」と どこかのメディアがしたり顔で言っていたのを覚えていますが、 それを見て「怖いね」と言うだけで終わってしまう無関心さが このような悲劇を拡大させたのでしょう。 「何か」をしなくては、と思わされる映画でした。 ご覧になっていない方、是非。
by saijiki
| 2006-01-25 23:46
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