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2007年 12月 27日
冷たい雨の降りそぼる、先週土曜日。 1ヶ月ぶりに鎌倉の茶寮が「営業」すると聞いて、 電車に揺られて訪れました。 前回、「大失敗しました」とお手製のケーキを反故にされた主催者さん。 その名誉挽回とばかりに、 今回は最初からテーブルの上が豪華! いや、前回も素晴らしかったんですよ。 でも、今回はご覧のとおり。 苺のタルトがデンッと置かれておりました。 そのほかチリコンカンも「口直し用」として用意されて、 もう食べる準備万端です。 早速席に着かせてもらい ガスストーブで温まっていると、 台所に行ったまま主催者さんが帰ってこない。 「?」と思って見に行くと、 こんな光景が広がっていました。 洋梨のコンポート。 赤ワインや八角などのスパイスなどで作ったものだそうで、 「まずはこれを食べてください」とのこと。 大きさの比較物がないので伝わり辛いでしょうが、 この洋梨、凄く大きく立派なのです。 女の人の手くらいの大きさはあります。 前回の記事でも 子供の頃は紅茶が飲めなかったと書きましたが、 それと同様にスイーツ類、 特に果物に火を通したものなどはジャムですら食べなかった私。 それが、まだ食べられないものは多々ありながらも、 目の前のコンポートを「美味しそうだ」と思えるようになったなんて・・・・ と一人、成長したことを感慨深く思っておりました。 ただ、ひとつ。 全く成長できないことも。 フォークと、ナイフ代わりのスプーンで 3日ほど漬け込んだという、この巨大な洋梨を切り崩し、 あっという間に大変美味しく食べきってしまったのですが、 その直後から「それ」は現れました。 私ね、完全な下戸なのですよ。 これまでにも如何に飲めないかを書いてきましたが、 スプーン一杯もアルコールを飲めない人間です。 火を通してあるとはいえ、これだけの量のお酒を使っているものだと 完全にはアルコールが飛んでおらず、 食べ終わった直後から自分の顔があつ~くなってくるのを感じました。 と同時に、 「あ、顔が真っ赤っか・・・」と周りに指摘され、最後は手先まで赤くなってたほど。 一人だけ暑かったし。 7人ほどいた中で、そんな風になっているのは もちろん私だけ。 身を持って、如何に酒に弱いかを証明してみせました。 そんな赤い状態のまま、 今回も様々な紅茶をたっぷりと頂きました。 そして主催者さんによる、ケーキ入刀。 このタルトと一緒に頂いたのは、バラの紅茶。 紅茶にバラが入っているのではなく、 バラに紅茶が入っている、という表現が正しいほどのバラの花びらのお茶。 なんて優雅なの。 前回の時は、文字通り「お茶」を楽しんだ会。 今回は、お茶が脇役で「食」を楽しんだ会となりました。 だって、その他にも これや、 これなど差し入れのお菓子が沢山。 私は今回も途中で用事のために失礼しましたが、 この後も夜まで(しかもディナーまで)お茶会は続いたそうです。 今回の「同じ釜の飯を食う」、基、 「同じポットの茶を飲む」会も大変楽しませていただきました。 次回も是非伺いたい。 そして最後までお付き合いしたい! そう思っております。 * * * 幹事様、ご一緒した皆さま。 お世話になりました。 とても楽しいヒトトキでしたので、 また次回も是非とも参加させていただきたく思います。 ありがとうございました。 幹事様、 「同じホールのケーキを食う」を実現していただけて嬉しい限り。 ごちそうさまでした。
by saijiki
| 2007-12-27 14:24
| お茶会の話
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